コマンド プロンプトのフォントを変更する方法
コマンド プロンプトは既定で MS Gothic が使われるようになっていますが、アンチエイリアスが効かないのでフォントを変更することにしました。ただ、フォント選択画面には FixedSys と MS ゴシック 位しか表示されないので以下の手順を踏む必要がありました。
フォント一覧に好みのフォントを追加する
今回の例では VL ゴシック*1 を追加してみます。まずはレジストリの設定です。
- スタート -> 検索窓で「regedit.exe」と入力してレジストリ エディタを起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Console\TrueTypeFont を開きます。
- 右ペインを右クリックして新規 -> 文字列値で新しいエントリを作成します。
- エントリ名を「932.0」とし、値を「VL ゴシック」にします。
- さらにフォントを追加する場合、エントリ名を「932.1」等として他と重複しないようにします。
- レジストリ エディタを終了します。
- 変更を反映させるために Windows を再起動します。
次にコマンド プロンプトの設定です。
- スタート -> 検索窓で「cmd.exe」と入力してコマンド プロンプトを開きます。
- タイトルバーを右クリックして既定値をクリックします。
- フォント タブを開き、フォント一覧から「VL ゴシック」を選択します。
- サイズを好みのサイズにします。
- OK をクリックして設定画面を閉じます。
- 設定が反映されなかった場合は一度コマンド プロンプトを閉じて開き直します。
こんな感じです。VL ゴシックだと 0 (ゼロ) に斜線が入るので O (オー)との区別がはっきりします。
面倒な手順を踏まずに標準で選択できるようにしてほしいですね。